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児童虐待通報、48時間以内に安否確認・相談所指針改定へ(引用記事:日本経済新聞【2007/01/20】)

 深刻化する児童虐待に素早く対応するため、厚生労働省が虐待の通報から48時間以内に児童の安否を確認するよう児童相談所の運営指針を改定することが、19日分かった。虐待されている児童の兄弟、姉妹も一時保護を含む積極的な対応を取るよう虐待対応の手引きの内容も変更し、23日にも自治体と全国の児童相談所に通知する。

 同省は昨年10月に京都府長岡京市で起きた男児餓死事件で、児童相談所が事前に虐待の通報を受けていたのに、男児が死亡したのを重視。同省の専門委員会の委員らを現地に派遣し、府の検証委員会と合同で調査を進めていた。

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県「対応甘かった」(引用記事:読売新聞【2006/07/07】)


2歳女児虐待死

 悲劇がまた、繰り返された。高島市新旭町安井川の航空自衛隊空士長、長阪健太(24)、妻の千鶴(25)両容疑者が二女の優奈ちゃん(2)を暴行死させ、6日に逮捕された事件。彦根市で昨年9月、4歳の女児が死亡した事件と同様、虐待はエスカレートし、兆候に気付いていた近隣住民も通報をためらった。県は「対応が甘かった」と反省し、検証委員会を設けて事件を検証することを決めた。

 ■悲劇の始まり

 長阪容疑者は航空自衛隊に採用され、2001年10月、高島市の饗庭野分屯基地に着任し、電気関係の業務を担当していた。上司は「勤務態度はまじめで、若い隊員からも慕われていた」と言う。

 優奈ちゃんが虐待された自宅の県営住宅は、基地の南東約3キロにあり、千鶴容疑者は02年8月、別の男性との間に生まれた長女(3)、優奈ちゃんと3人で近江八幡市から転居した。長阪容疑者も昨年から同居を始めたといい、同10月に結婚。翌11月には長男をもうけた。

 両容疑者は普段、近所づきあいが少なく、あいさつを交わすこともほとんどなかった。

 ■予兆

 同じ県営住宅に住む人たちの多くは、以前から異状に気付いていた。

 2年ほど前、一人取り残された長女がぽつんと、家の前にいた。哀れに思った住民が家の中に入れた。「勝手なことをして」。帰宅した千鶴容疑者は、感謝どころか、怒りを口にした。

 夏には娘がTシャツにおむつ、はだしのまま、放置されることもあった。ドアの郵便受けから外をのぞく子どもの視線、泣き叫ぶ声。昨年12月には、優奈ちゃんがパジャマ姿でうろつき、「のどがかわいた」と訴えた。「おなかがすいた」という娘たちに、食事を与える住民もいた。

 ここ数日の間には、千鶴容疑者が家の前で「口の中のご飯、はよう、食べや」「出ていけ」とどなる姿が目撃され、浴室からは「あちゅい(熱い)、あちゅい」という女児の泣き声と、「汚いんじゃ、ボケ」という長阪容疑者らしき男の大声が響いた。

 ■相談センター

 児童虐待防止法は、虐待の「疑い」を持った段階での通報を義務付けている。だが、住民たちは「うわさはあったが、まさか死ぬほどの暴力とは」「どうしたらいいか、迷ったけど……」。高島市や県中央子ども家庭相談センター(草津市)に通報はなかった

 優奈ちゃんが生まれた当時、「シングルマザー」だった千鶴容疑者は経済的にも育児の不安を抱え、センターに相談。優奈ちゃんを乳児院に預けた。今年5月に引き取り、市やセンターの担当者がその後、育児放棄がないかなどを確認しようと電話や訪問を重ねたが、優奈ちゃんの様子を直接確認したことはなかった

 竹島道江・同センター所長は6日、県庁で記者会見し、「対応が手ぬるかったと感じている。再発防止に万全を期したい」と沈痛な表情で話し、県は近く、学識経験者らを招いて事件の検証委員会をつくり、対策を協議する。

児童虐待3年で倍増 久留米市(引用記事:西日本新聞【2006/07/07】)

 久留米市家庭子ども相談課が児童虐待の疑いがあるとして対応した件数が、2002年度は年間56件だったのが、05年度は117件と、この3年間で倍増していたことが分かった。

 児童虐待の認知は、児童相談所からの受け付けが最も多いが、「家族・親せき」からの通告件数の割合が04年度の6%から05年度は17%へ、「近隣・知人」からも同じく6%から14%へと増加しているのが特徴。同課は「通告の意識が市民に広がって相談件数が増えるのと同時に、家庭の養育力が低下している」とみている。

 05年度の対応件数の内訳は、ネグレクト(養育放棄)が50件と最も多く、次いで身体的虐待41件、暴言を吐くなどの心理的虐待が22件など。性的虐待は4件だった。

 ネグレクトでは、ある小学校から「男児がいつも『食べ物が欲しい』と訴える」との相談があり、児童相談所の職員とともに家庭訪問。親が毎日1、2時間しか自宅に戻らず、食事も入浴もさせていない虐待が分かり、男児を同相談所に保護してもらったケースがあった。

 家族からの通報で、母親が「思い描いていたように育たない子はいらない」として児童の首を絞める身体的虐待もあった。

 同課は「子どもを保護するだけでなく、親への子育て指導も必要」として、今後は親への対応策を検討する方針。


(参考)
1~3歳の1割、朝食抜き 厚労省栄養調査
欠ける朝食 補う学校
「朝ご飯給食」 食べずに登校、学校が現実策
学校で朝食を出す事、どう思います?
虐待・離婚…親元で暮らせない「要保護児童」増加(引用記事:読売新聞【2006/05/15】)

 家庭での虐待や親の離婚、死別などによって親元で暮らせない「要保護児童」(0~18歳)が昨年3月末現在で3万5792人と、前年同期に比べて1091人増えたことが、厚生労働省の調べでわかった。

 要保護児童は、児童相談所で一時保護されるなどした後、乳児院や児童養護施設に入所するか、都道府県に登録している「里親家庭」に預けられる。昨年3月末では、乳児院(117施設)に計2942人、児童養護施設(557施設)に計2万9828人が入所。里親に養育を委託されている子供は3022人だった。

 少子化社会の中にあって要保護児童が増加している理由について、全国児童養護施設協議会(東京都千代田区)は「家庭での暴力やネグレクト(養育放棄)など、歯止めの掛からない児童虐待に加え、核家族化などの影響で家庭の養育機能が低下しているためでは」と指摘している。

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