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2006.07.17 諸行無常
事件は何の前触れも起こる。
形ある物はいつかは壊れるとはいうものの、命が尽きる瞬間とは真に儚きものだ。

昨日、施設で勤務中、ある児童と共に器具の修理を行っていたときのこと。
児童の振り下ろすハンマーが誤ってぼくの腕を直撃。

「痛!」

一瞬、鈍い刺激に気を取られたのも束の間、その痛みの起点たる腕に目を向けたところ、そこにあったはずの腕時計がない。

しかし、その0コンマ何秒前に、「ゴスッ」という重みのある音を耳にしたことを私は記憶していた。

もしやという思いとともに辺りを見渡すと、足下におなじみの相棒(腕時計)が横たわる姿を発見。

しかし、それはあまりと言えば、あまりの姿。

4月に買ったばかりの腕時計は無惨にもチタンのベルト部分が砕け、腕時計の体を成していない。強いて言えば、小学生が粘土で模して作った懐中時計のように、ぺろーんと一本の線に伸びきっていた。
そう、もう輪ではない。線分である。

ハンマーを誤打したことに気がつき「すみません」と叫ぶ児童の声で我に返るが、すぐに痛みに注意が移る。

ハンマーは時計をぶち抜き、更にその腕を殴打し、青あざを作っていた。

少々出血もしていたが、痛み自体は涙が出るほどのものではない。そりゃ、そうだ。この職場に来てから、骨折、打撲等もっと痛い経験してきたからね。

「ああ、大丈夫だ」と答え、すぐに作業に戻った。

子どももわざとではなかったから怒るわけにもいかん。

けど、結構値が張ったのよね、この時計。

時計がいくら頑丈をうりにしていても、全力で振り下ろすハンマーには勝てんわな。

嗚呼、日々是相田翔子なり。
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