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ひと:ヤスミラ・ジュバニッチさん=公開中の映画「サラエボの花」監督(引用記事:毎日新聞【2007/12/27】)

◇ヤスミラ・ジュバニッチさん(33)

 「戦争がひどくなった時、私は10代だった。レイプが本当に怖かった。私か母が犯されるという恐怖が今もリアルに残っている」。東京都千代田区の岩波ホールで来年2月8日まで公開中の劇映画「サラエボの花」を監督し、初来日した。

 06年ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した映画の舞台はボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ。そこに暮らす母娘の話だが、母には娘に言えない戦時体験があった。暴力シーンは全くないが、それがかえって、見る者に主人公の不安、恐怖を抱え込ませる。

 「戦争の本当の姿が現れるのは、空爆や銃撃戦、飢餓ではない。レイプだと思う。女たちは威厳を砕かれ、ほとんど立ち直れない。あんなに醜い行為はない」

 92年から3年半も続いたボスニア紛争では、セルビア人勢力が「民族を浄化するため」と、敵方の女性を組織的に犯し、妊娠させた。被害者たちに話を聞くうちに「戦争の現実より、レイプのトラウマから、被害者はどうしたら抜け出せるかに関心が向いていった」。

 そこに答えはない。「ただ、被害者に誰か愛する人がいるか、何か新たなものを生み出す創造力があれば、過去を乗り越えられるかもしれない、と思えた。作品は自分の外の世界というより、そんな私自身の感覚を描いたものなのです」

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 ■人物略歴

 ◇Jasmila Zbanic

 サラエボ生まれ。芸術学校の映画監督科卒。ドキュメンタリー作品が多い。夫と7歳の娘。


最近、自分と同世代の人たちの活躍がよく目にとまる。
スポーツ界や芸能界などでは若い頃から活躍している人々がたくさんいるのは知っているが、社会派の映画を制作したり、研究活動の成果を世間に発表したりしている人々を見ると、我が事のように誇らしく思うのと共に焦りを禁じ得ない。
臥竜と言えば聞こえはよいが、このままただ惰眠をむさぼりつづけて老いさらばえてしまっては、果たしてこの世に生を受けた意味があるといえるだろうか。
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